2日目: HTML その2
2日目の章で学習すること
「1日目: HTML その 1」では、HTML の全体像を理解するため、一番最初に抑えておくべき大枠を解説してきました。
2日目となる今回は、HTML の基本の中でも、もう少し細かい部分で「これだけは抑えて欲しい」というところを中心に説明をしていきます。
2日目の学習を終えた頃には、次の知識が身についていることになります。
- HTML の「要素」の知識を得る
- HTML で「よく使う要素」の種類を知る
- 要素の「属性」の知識を得る
- HTML に限らず、Web サービスやアプリを開発する上で絶対に必要となる「相対パス」「絶対パス」の概念を理解する
- HTML で出てくる「インライン」「ブロックレベル」の概念を理解する
それでは、2日目の学習にとりかかりましょう!
【コラム】 知識を増やすと、少しずつ検索できる幅が広がる
HTML の知識は細かいところも挙げると膨大にあるので、全てを「覚える」「忘れない」というのは正直な話かなり難しいです。
しかし、全てを覚えなくても重要な概念を理解しておくことで、それらの知識を流用して検索で調べられる幅が広がっていきます。
例えば、断片的な知識であっても次のような調べ方をすれば、「解決に繋がる記事」「解決の糸口となるヒント記事」を見つけられるようになってきます。
- HTML で画像を表示したい場合
- 「MDN HTML 画像 表示」→img 要素の記事が見つかる
- HTML で箇条書きを行いたい時
- 「MDN HTML 箇条書き」→li 要素、ol 要素、ul 要素の記事が見つかる
- HTML で別ページにリンクするテキストを実装したい
- 「MDN HTML ページリンク」→a 要素の記事が見つかる
- 別のファイルをうまく読み込めない
- 相対パス・絶対パスの理解が曖昧な可能性がある →「相対パスとは」「絶対パスとは」で検索して、それぞれの概念を思い出す
この HTML&速習教室のコンセプトは「このサイトについて」でも説明したように「1週間で HTML と CSS のキモを掴み、独学スキルを高める」となります。
「独学スキル」を高めるには「ググり力(検索して求める情報を見つけ出す力)」がキモとなってきます。
「ググり力」は検索を繰り返すことで「検索方法の勘所」が少しずつ分かってきます。
しかし、「求める情報を見つけ出す」ためには、調べたい分野に関する言葉や単語などの知識が無いと、そもそもどうやって調べれば良いか全く検討がつきません。
そのため一番最初に、最低限調べるために必要な基本的な概念や基礎部分を学習する必要があるのです。
その「基本的な概念や基礎部分」の学び方は
- 書籍で学ぶ
- 初心者向けに体系的にまとめられたサイトで学ぶ
- 先生から学ぶ
など色々とあります。
このサイトは上記3つの分類でいうと「初心者向けに体系的にまとめられたサイトで学ぶ」にあてはまります。
このサイトが少しでも、学習の助けになれば嬉しく思います^^